コラム|vol.9「レインボー倉庫」

2022/12/18

ティープラスターでは「レインボー倉庫」というシェアスペースの運営を行なっています。

2011年 神奈川県横浜市磯子からスタートし
2013年 東京都目黒区(池尻大橋)、
2015年 東京都世田谷区(下北沢)、
それから2021年 東京都北区(赤羽)にてオープンしました。


2011年/磯子


2013年/池尻大橋


2015年/下北沢


2021年/赤羽

 * 2018年 磯子を現在の場所へ移転
 * 2019年 下北沢営業終了


世の中には「シェアオフィス」「シェア工房」「シェア倉庫」「シェアガレージ」などたくさんのシェア空間があります。
レインボー倉庫のことを「シェアスペース」と呼んでいるのはその用途によります。

オフィスであればデスクワーク目的、工房であれば作業を目的とした方が集まりますね。
レインボー倉庫では空間の使い方は自由になっています。(もちろん常識の範囲内で!)
店舗や倉庫、アトリエ、ショールーム、オフィス、ガレージなど。
用途が多岐に渡り"シェア○○"と括ることができず、シェアスペースと呼んでいるという理由もあります。


何か新しいことを始めたい。
そう思った時、始めるためのハードルってものすごく高いんです。
それは金銭的なことだったり、社会的信用だったり。何より一人で始めるときの精神的プレッシャーもあるでしょう。

レインボー倉庫では空間をシェアして、同じ時を過ごすこと。そして経験や思い出をシェアしていくこと。
いろんなことをシェアすることでその負担を少なくしようと考えました。

年齢も出身地も、得意分野やこれまでの生き方などいろいろな経歴を持つ人たちが集まっています。
シェアスペースだからこその制約や不便なこともありますが、 それ以上にこの場所を通しての出会いは大きなものとなっていきます。




"レインボー倉庫"という名前は2011年に代表と決めました。
当時の事務所(磯子)で、そろそろ暑くなってくる時期だったことを鮮明に覚えています。

「レインボー」という言葉には7色が重なる虹のように、またそれ以上の使われ方をしてもらいたいというわたしたちの願いが込められています。

自分で何かを始めたい人がもっと始めやすくなれば、この世の中はいろいろなアイデアに溢れてさらに面白い世界になっていくのではないだろうか。
それから弊社代表の自らの体験をもとに"独立する時にこんな場所があったらおもしろいな"ということを表した場所でもあります。


2018年/横浜

レインボー倉庫を一言で表すなら"一生出会えなかった人に出会う場所"だと思っています。
それから何かと不思議なご縁が生まれる場所でもあると思います。
ぜひ機会があればレインボー倉庫へ訪れてみてくださいね。(わたし磯貝がご案内させていただきます!)

さてさて今回も最後までお読みいただきありがとうございました。また次回のFeelingでお会いしましょう!

Text:Isogai(T-PLASTER)


[コラム -Feeling–]
vol.1「木材」
vol.2「レジンテーブル」
vol.3「左官の考え方」
vol.4「家具のこと」
vol.5「ウッドプリント」
vol.6「薪」
vol.7「モールテックス」
vol.8「鉄」
vol.9「レインボー倉庫」
vol.10「丘の上」
vol.11「一枚板」

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