ティープラスターのものづくりで欠かせない3つの素材。
木材、
左官、
それから鉄。
今回はこの「鉄」についてお話したいと思います。
「鉄」と聞くと"硬い金属で銀色のもの"というイメージが浮かんできませんか。(←私はそうでした)
わたしたちがどのように鉄を空間づくりに取り入れているのかをご紹介していきましょう。
HAIR DESIGN SWALLOW(2011)
SWITCH GENERAL STORE(2013)
RAINBOW SOKO -IKEJIRI OHASHI-(2013)
HOUSE-T(2014)
PETANQUE(2017)
GREAT SMOKY MOUNTAIN(2018)
IGGY HAND’S GYM -FIGHT CLUB-(2018)
GROOVES INC. TOKYO OFFICE(2019)
ALCHEMY INC. OFFICE_01(2020)
RESACCA USED&VINTAGE(2020)
LOOP BUILDING-1F(2021)
屋外に面した入口部分をはじめ吊り棚、収納棚、テーブルやイスの脚など幅広く使用してきました。
鉄は空気中の酸素と結合し、月日が経つにつれ錆(サビ)が見られるようになります。
この錆をどうとるか。
錆びた鉄は磨き直すことができます。
修理やメンテナンスが必要になった時に手を加えることができ、万が一壊れたとしても直してまた使うこともできます。
わたしたちは「時を重ねるごとに魅力を増していくもの」に魅力を感じています。
ずっと変わらないものから経年変化を楽しめるものへ。
メンテナンスは不可欠だけれどその分長く使えるもの。傷や汚れは味わいの一つで、古ぼけていかないもの。
何よりも自分が愛し続けていけるもの。
わたしたちが目指すのは時とともに価値が高まるものづくり。
木材、左官、そして鉄はそれを叶えることのできる素材と考え、これからもものづくりに取り入れていきます。
今回もお読みいただきありがとうございました。
また次回のFeelingでお会いしましょう!
Text:Isogai(T-PLASTER)
[コラム -Feeling–]
vol.1「木材」
vol.2「レジンテーブル」
vol.3「左官の考え方」
vol.4「家具のこと」
vol.5「ウッドプリント」
vol.6「薪」
vol.7「モールテックス」
vol.8「鉄」
vol.9「レインボー倉庫」
vol.10「丘の上」
vol.11「一枚板」