コラム|vol.1「木材」

2022/06/11

新たなコーナーを始めます。
その名も、
コラム"Feeling(フィーリング)"

ティープラスターというチーム
代表の水口、
そしてそこで働くスタッフはどのようなことを見て、思って、そして感じているのか。

そうしてできたものや、これからやっていきたいこと。そしてここだけの裏話なんかもお伝えしていけたらと思います。



第1回目のテーマは「木材」

★通常建築では「材木」という言葉を用いますが、ここではより広い範囲を示す「木材」という言葉を使っていきたいと思います。

ティープラスターでは内装やリノベーション、家具製作には多くの木材を使用します。
この木材は日本全国、さらには世界中から、自分たちの目で見て仕入れます。

▽とある日の仕入れ風景

そこにしかない空間をつくるためには、そこにしかない出会いと素材が必要だと考えます。

軽い、重い、収縮がある、膨張しやすい、水に強い、硬い、柔らかい、凹んでいる、 古材の場合は釘の跡がある、傷がある、溶接跡やペンキが飛んでいる・・・
人それぞれに個性があるよう、木材にも個性があります。

「木材」と一言で言えどたくさんの種類があります。
同じ木であっても中心に近いか外側か部位によっても全く異なりますし、育った地域や環境によっても変わってきます。
また古材の場合はこれまでにどのような状況で使われていたか、保管状況などによっても大きく変わってきます。

木材は樹種と大きさ、必要な数量などを伝えたら仕入れてもらうこともできますし、ネットショップで購入することもできます。 それでも自分たちの目で見て仕入れるのは、実際に見て、触れて、その温度と醸し出す空気感を感じるため。
出会うまでのエピソードを含めた物語があることも木材の魅力だと思います。




ティープラスターでは木材と樹脂を組み合わせた「レジンテーブル」を製作しています。次回は木材の延長戦としてこちらのお話をしたいと思います。ぜひまたご覧いただけたらとてもうれしいです。
ご質問などもあればどうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

それではまた"Feeling"でお会いしましょう!

Text:Isogai(T-PLASTER)



[コラム -Feeling–]
vol.1「木材」
vol.2「レジンテーブル」
vol.3「左官の考え方」
vol.4「家具のこと」
vol.5「ウッドプリント」
vol.6「薪」
vol.7「モールテックス」
vol.8「鉄」
vol.9「レインボー倉庫」
vol.10「丘の上」
vol.11「一枚板」

CATEGORYコラム

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